秋田県鹿角市の現場レポート
2019年06月03日
下地について
今回の秋田県鹿角市の現場は木造の建物でしたので、
当建屋の工事施工者である株式会社加藤組様にお願いし、
株式会社ノダの「ラスカット」で下地をつくり、
ジョイントはコーキング処理を行っていただきました。
基本的には左官用の外壁下地であればラスカットでなくても施工可能ですが、
塗り仕上げにおいて下地はとても重要であり、
高強度のモルター材の塗り付けには、剛性がある強い下地でなければなりません。
どんなに仕上げに適正な材料を使い、丁寧に施工をしたとしても、
下地の構成が良くないと、施工面に欠陥が生じてしまいます。
下地の構成と下地の処理については、他の塗り付け工法同様、
木造やコンクリート造などの工法に合わせて適切に行わなければなりません。
下地構成については契約前にしっかり詰めておきましょう。
【追記】
モルターカービング工業会の加盟店様につきましては、
現場ごとの下地の相談も無料で行いますので、ご安心ください。
今回の現場のように建物の工事施工者が別にいて、
モルターカービング工法での外壁施工のみを請ける場合には、
工業会本部の担当者が皆さまに代わって
工事施工者様と下地の打ち合わせをすることも可能です。